市立加西病院
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広報かさい

平成27年10月号掲載

「住み慣れた地域で暮らし続けたい」を支える訪問看護

訪問看護をご存じですか

訪問看護とは、疾患や障がいがあっても地域の中で安心して生活できるように、看護師などがお宅を訪問して医療・生活の両面から療養生活のお手伝いをする、在宅サービスのひとつです。

訪問看護の利用者は、平成26年度で全国35.4万人、ここ10年で約10万人増加しています。訪問看護ステーションは全国に8241カ所、兵庫県では、465カ所、加西市では5事業所が登録されています(平成27年8月現在)。

訪問看護の利用が増えている背景

日本では急速に少子高齢化がすすみ、医療や介護の問題が複雑になってきています。日常的に医療処置が必要な状態で在宅療養する方も珍しくありません。一方、高齢者のみの世帯や一人暮らしの世帯が増え、家族の力だけで介護することが困難となっています。

こうした背景から、在宅療養を医療と生活の両面から支える訪問看護が必要となってきました。

医療と生活の両面から支えます

食事が思うように進まないといったケースで考えてみましょう。疾患の悪化、嘔吐や腹痛、便秘、薬を飲んでいない、飲み込みにくい、精神的な落ち込み、食事の準備ができない、テーブルや椅子は合っているかなど、「食べられない」原因を身体面と生活面から考えていきます。

医療的な介入が必要な場合は、医療機関と連携して適切な受診につなげます。食事介助や調理支援、福祉用具の見直しなど、生活についてケアマネジャー等さまざまな職種と一緒に考えていきます。ご家族の健康に問題が生じれば、デイサービスやショートステイなどの利用について話し合います。

新しいサービスへの取り組み

ますます複雑化する医療や介護のニーズに対応し、地域で暮らし続けることを支える新しい看護サービスが全国的に始まろうとしています。

平成24年に創設された「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」は、日中・夜間を通じてヘルパーと看護師が連携して、定期巡回訪問と随時対応を行う地域密着型のサービスです。身体介護サービスを中心とした1日複数回の訪問が可能で、利用者からの通報により電話対応、訪問を定期・随時行っています。

当ステーションは、平成26年から連携型事業所としてヘルパーステーションと連携し、療養支援を行っています。医療的な観察や処置が必要でありご家族の支援が難しい方でも、できるだけ住み慣れた家で暮らせる一助となるよう役割を果たしていきたいと考えています。利用については、いつでもご相談(TEL (42) 2200)ください。

(訪問看護ステーション 訪問看護認定看護師 山下千鶴)


救急医療受け入れを一時停止

電気設備点検に伴う停電のため、救急医療の受け入れを停止します。近隣の病院をご利用ください。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。


日時   : 10月31日(土) 11:00 ~ 17:00

問合先 : 加西病院・用度管理課 TEL (42) 2200