市立加西病院
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広報かさい

平成28年2月号掲載

心肺蘇生法を学び救命率向上を

AEDの普及率は上昇したが使用率は低迷

平成15年に一般の方にもAED(自動体外式除細動機)の使用が認められ、傷病者の蘇生率向上につながっています。

しかし、蘇生実施率は54%、AEDによる除細動実施率は約4%しかないのが現状です。除細動適応外もありますが中には「使い方がわからない」「AEDはあったが脈がある、呼吸があると判断し救急車が来るまで何もしなかった」などの要因もみられます。また、学校などで「生徒が倒れたがAEDが使用されることはなく救命できなかった」といった報道もあります。

「突然死」の中で心臓に原因があるものは約6割を占め、年間約6万人にものぼります(交通事故死は年間約5千人)。そのうち心臓震盪(心臓がけいれんし血液を送り出せない状態)による突然死は、70%が18歳以下に起こっており中学生の死亡原因の第1位となっ ています。

心停止からわずか4分で脳細胞が壊れ元には戻らなくなり10分経てば蘇生は極めて困難になります。救急車が来るのを待っていては遅いのです。そばにいる人にしか救えない命があります。

市内4中学校で心肺蘇生講習会を開催

全国的に成人だけでなく、中学生や小学生にも実技を取り入れ、心肺蘇生が実際にできるような教育が勧められています。

加西病院では職員に加え北はりま消防加西消防署員にも協力をいただき、中学2年生を対象に心肺蘇生講習を昨年6月から始めました。循環器内科医師の講義のあと、1グループ6名の生徒にインストラクター1名がついて胸骨圧迫やAED、心停止と判断されにくい「死戦期(死に至る直前の状態)呼吸」の確認について実技中心の指導を行いました。

講習後のアンケートでは、胸骨圧迫などの蘇生技術を習得できたという結果が得られ、とりわけAEDの使用については「使用できる」が大幅に上昇しました。

その他、「自分にもできることがあるとわかった」「命の尊さがわかった」「困っている人は助けたい」など、命を大切にする教育にもつながりました。

指導する私たちも生徒たちの蘇生技術の上達はもちろん、一生懸命取り組む姿勢にも刺激をもらい有意義でやりがいのある講習となりました。

心肺蘇生を行う勇気が何よりも大切

AEDがあるだけでは救命できません。AEDと適切な胸骨圧迫、そして突然倒れた人にかけ寄って心肺蘇生を行う勇気が何よりも大切です。

救命講習の指導経験のある方で本活動に関心のある方はぜひご連絡ください(加西病院総務課☎ 42-2200)。

みんなで市内の救命率向上を目指しましょう。

(救急看護認定看護師 岩﨑道代)

平成28年4月採用の臨時職員を募集

加西病院は、平成28 年度臨時職員(パート)を募集します。

■募集職種

募集職種 資格免許 賃金単価 勤務時間等 面接日
看護師・助産師 看護師・助産師 時間給 1,270~1,700円
※経験年数による
相談に応じます 随時
看護助手 不要 時間給 940円
事務 不要 日額 6,880円 8:30~17:15
月~金の週5日
2/19(金)
事務(外来クラーク) 不要 時間給 860円 8:30~15:45
月~金の週5日
※賃金単価・勤務時間は平成27年度の実績であり、変更する場合があります。
※正職員の看護師も随時募集しています。詳しくは加西病院ホームページをご覧ください。
年 齢
 : 平成28年4月1日時点で60歳未満の方(全職種)
受付期間
 : 2月10日(水)まで※当日必着
提出書類
 : ①市販の履歴書(写真貼付。希望職種を記載) ②免許状の写し(免許が必要な職種のみ)
提出方法
 : ①②の書類を持参または郵送(郵送は、封筒表面に履歴書在中と明記)
面 接
 : 日程については、受付終了後別途お知らせします
申込先
 : 〒675-2393(住所表記不要) 加西病院総務課☎ 42-2200