市立加西病院
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広報かさい

平成30年1月号掲載

新年のあいさつ

市民の皆さま、新年あけましておめでとうございます。皆さまの本年のご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げます。


病院事業管理者兼院長として長年、加西病院の発展に貢献された山邊医師から病院の責任者としての任務を全面的に継承しました。


前回もお伝えしましたように、加西病院は現在、大きな変革期に来ています。この状況は加西病院に限った問題ではなく、全国全ての病院が地域での自院の役割を再確認し、地域で選ばれる病院に変化して行くことが求められています。

これまでの加西病院の良いところは残しつつ、本院の本質的な機能と役割を検討し直して、今後も加西市民にとって必要とされる病院に変革できるように取り組んでいますので、ご支援をよろしくお願いいたします。


昨年は加西市主催のタウンミーティングや地域医療市民フォーラムといった公開の場で住民の皆さんの意見を直接伺うことができました。

地元で医療を受けられることに対する感謝のお言葉をいただくと共に、多くのアドバイスやご意見も伺うことができて、加西病院の今後進むべき方向が見えてきたように思います。

また、加西病院の危機が周知されたことをきっかけに、住民の中から自発的に「加西病院を応援する会」の結成を呼び掛ける声が上がり、9 月に「加西病院サポーターの会」が発足しました。

10 月26 日に1回目の総会および交流会が開催され、研修医を含めた病院職員が地域の方々と直に交流することの重要性を感じました。


地域の方々が求める医療ニーズや病院の経営状況を勘案して、今後の加西病院の進むべき方向を院内外で検討してきました。

その結果、これまで通りの「可能な範囲の急性期医療」を提供しつつ、「回復期から在宅に向けての幅広い医療」を提供できる地域多機能型病院に転換することで、市民の皆さんや医師会の先生および介護サービス機関にとって利用しやすい病院を目指すこととしました。


「回復期から在宅に向けての幅広い医療」としては、急性期医療が終わった後もしっかりとケアをして、少しでも元気な状態で退院してもらえるために開設した地域包括ケア病棟が中心となります。さらなる充実を目指して、昨年10 月から、もう一病棟増やしました。


方向転換時には院内外で様々な問題点が生じることは覚悟の上で、新しい病院に生まれ変わるべく舵を取っていきますので、ご支援をお願いいたします。

(病院事業管理者兼院長 北嶋直人)