市立加西病院
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広報かさい

平成30年6月号掲載

平成30年度の病院体制

病院目標

今年度は、『新しい加西病院に生まれ変わる第一歩を踏み出そう!』と定めました。昨年度本院はこれまでの急性期医療主体の病院から、回復期医療を含めた「地域多機能型病院」へと大きく転換しました。その根底には、国全体の医療制度が大きな変革期に入ったこと、近隣に統合病院が相次いで開設されて、本院に求められる医療ニーズが大きく変化してきていることがあります。

本院で可能な急性期医療を維持することで「地元で対応可能な医療は地元で受けたい」という市民の要望に応えると共に、近隣の高度急性期病院や地域の診療所・介護施設などと連携して地域包括ケアシステムを支えることのできる病院への転換が目標です。今後はさらに改革を進めて、住民に必要とされる病院に生まれ変わる所存です。

また、耐震診断で病院本体の建て替えが必要とされていますので、長中期的な病院構想を検討しながら、具体的な建て替え計画を早急に練り始める必要があります。どのような病院が加西市に必要か、市民の方々からのご意見も積極的にお届けください。

診療体制

4月から常勤の神経内科医が不在となったことで、脳血管障害などの専門的な診療が必要な患者さんに対応することが困難となり、多大なご迷惑をお掛けしています。外来診療については非常勤医師によって継続されていますので、掛かりつけの先生から予約を取っていただければ診療可能です。

一方で、この数年間減少傾向が続いていた勤務医師数が下げ止まって、全体として診療体制を維持しやすくなっています。消化器内科医が3人に増えたことで緊急対応が以前のように24時間可能となったこと、泌尿器科医が2人に増えたことで多くの手術が本院で可能となったこと、産婦人科医の3人体制が維持できていることなどが挙げられます。

地域からの声を受けての病院改革

特に声の多かった「救急医療」に関しては、専門外などを理由としたお断り件数をできるだけ減らす努力をしています。当直医は一人ないし二人ですので、病状によっては専門外の当直医が対応するしかないことも想定されます。その場合でも、高度な医療は難しいという限界を受け入れてくだされば、一医師として可能な範囲での初期対応をするように呼びかけています。必要に応じて応援医師の協力を求めて対応しますが、病状によっては高度急性期病院への転送となることをご理解ください。

また、これまで土・日曜の退院を控えていただくようにお願いしてきましたが、お迎えに来られるご家族の都合で週末の退院を希望される方が増えてきていますので、この退院制限を撤廃しました。土・日曜を含めて、退院日は病棟課長とご相談ください。

地域で必要とされる病院に変革していくために、内外からのご意見やアドバイスを受けて、ひとつひとつ改革を進めていく所存ですので、積極的にお声を病院まで届けていただけましたら幸いです。

(病院事業管理者兼院長 北嶋直人)

第15回加西病院ホスピタルフェア

「地域医療を支えます 知って下さい 見て下さい」をテーマに、市民の皆さまと病院職員がふれあい、加西病院を体感することができるホスピタルフェアを開催します。


■日時・場所  7 月7 日(土)9:00 ~ 12:00 市立加西病院

■主な内容
   催し:医師の講演(先着32 名様に粗品進呈)、コンサート、抽選会、子供向けイベントなど
   医療・介護相談:研修医ふれあい(健康チェック結果説明等)、人間ドック受付、
   地域連携専門職による介護相談・指導、介護用品の展示など
   健康チェック:血圧、血糖、体脂肪、ヘモグロビン量、動脈硬化度、骨密度、頸動脈エコー、
   ロコモチェック、認知度チェックなど
   ※動脈硬化度、骨密度、頸動脈エコーは有料(各500 円)です。3つ受けられる場合は、
   お得なセット料金(1,000 円)になります。
   体験コーナー:心肺蘇生法、医療者制服着用体験、腹腔鏡手術模擬体験、感染防止手洗い法、
   電気メス体験、お菓子で「薬」づくりなど

【問合先】 加西病院フェア実行委員会 TEL (42) 2200