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医療従事者の方へ

腹臥位療法(医療従事者用)

医療の現場で、”生きる”こと、そして”自分が思い描くような死”を迎えることの難しさを痛感しています。少しでも「人間らしく、自分らしく生きる、そのためにその人の持っている最大限の能力を引き出す」、その手段として私達は腹臥位療法に着眼しました。

たとえ一人でも寝たきりを予防・改善し、「生きていて良かった」と思える日々を過ごして頂きたいと私達は、この2年余り腹臥位療法に取り組み、現在もその効果について検証を続けています。このホームページが腹臥位療法の普及と情報交換の場になるように、各施設や在宅で腹臥位療法に取り組まれた方は、その結果を是非お知らせ下さい。

方法

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関節拘縮軽症例
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関節拘縮軽症例(枕・クッションによる免荷)
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生活台使用例
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関節拘縮中等度
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IVH・DIV・バルーン留置患者への応用
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半腹臥位
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車椅子坐位による腹臥位療法
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リハビリ室での集団訓練
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ベッド柵を用いた端坐位

効果

  1. 寝たきり状態の予防:自発性欠如、随意運動減少、関節可動域制限、廃用症候群
  2. 寝たきり状態に伴う合併症の予防・治癒
    • ①仙骨部及び両側大転子部褥創 予防・治癒
    • ②両膝・両股関節拘縮、尖足傾向 予防・治癒
    • ③両上肢関節可動域制限、筋力・手指巧緻性低下 予防・改善
    • ④嚥下障害、誤嚥性気管支肺炎、肺活量低下 予防・治癒
    • ⑤排尿障害(尿失禁、多残尿状態)、尿路感染症 予防・改善
    • ⑥排便障害(便失禁、便秘)陰部皮膚炎(真菌症) 予防・改善
    • ⑦固有感覚障害による体幹平衡機能障害 予防・改善
    • ⑧精神障害(無関心、痴呆様症状、せん妄) 覚醒度の改善、自発性・外界への関心の高まり

注意事項

  1. 主治医の許可を得る。
  2. 患者・家族に説明・了解を得る。
  3. 施行前に患者の全身状態をチェックする。
  4. 食直後を避け、5分~10分程度から開始、30分から60分と徐々に延長する。
  5. 訓練中は窒息の危険がないように、必ず看視者をつけ、コミュニケーションをよくとる。
  6. 長期臥床で骨粗鬆が進んでいる場合は、骨折に注意する。
  7. 両上肢は肘関節にて屈曲、肩関節は外転位、手掌面を下向きにする。
  8. 腹臥位を取りにくい場合は、半腹臥位から開始し背部の免荷を図る。
  9. 体幹機能向上が認められれば、車椅子坐位時間を延長する。

「腹臥位療法」の看護研究についての協力・同意書

病気やけがなどのために長く安静臥床を続けると、自立意欲も低下し、寝たきりや痴呆、褥瘡、肺炎などの廃用性変化が起こってくることの説明を受けました。

今回、これらの予防をするために「腹臥位療法」を試みることの必要性や、その効果の説明を受け、理解できましたので、この「腹臥位療法」の効果を検証するために、写真撮影など看護研究に協力することに同意します。

尚、協力したくない場合はいつでもその旨を申し出れば、意思を尊重されることの説明も受けました。